書籍『なぜ、彼女ばかりがハイスペ男子に
選ばれるのか?』の中にある
「村診断チャート」
その中でも、なかなか村から出られない人が
多いのが「被害者村」です。
「〜される」
「〜された」
と、どんな事象に対しても
被害者のポジションをとります。
例えば、「もっと笑えばいいと思うよ」
と異性からの言葉に対して、
被害者村に住んでいない人は、
「そうかもっと笑顔を出したほうがいいのね」
仕上がっているモテ無双女子だと
「そんなに私の笑顔が見たいのね♡」
と言う受け取り方をするのですが、
被害者村の住人は、
「注意された」
「怒られた」
「私は嫌われている」
「私が無愛想だからいけないんだ」
と言う受け取り方をします。
基本的に世界は敵で自分は被害者です。
自分も他人も世界も一切信用していません。
「傷つきたくない」
「損をしたくない」
という思考が強固なので、
他人対して警戒し、思いやりや配慮、
何かを与えてあげられる余裕がありません。
だから、外側からみると、
「いつも怖い顔をしている優しくない人」に
なってしまうのです。
では、どうすれば被害者村から脱出
できるのかというと、
多大なるメリットを手放す覚悟が必要です。
被害者でいることは辛いように思えて、
実はメリットがいっぱいです。
・可哀想って思ってもらえる
・かまってもらえる
・受け身でいられる
・自分から動き出さなくていい
・悪いことは全部人のせい
・挑戦をしなくていい
今の現状が、決して幸せとは言えない
状況であったとしても、
新しいことにチャレンジしないでいい
という言い訳をし続けられるのです。
「会社が○○だから」
「年齢が○○だから」
「性格が○○だから」
「親が○○だったから」
被害者村の住人が被害者村を抜け出すには、
勇気を出して行動してみる以外はないのですが、
それが怖くて怖くてできません。
大袈裟ではなく、本当に死んでしまうと
思い込んでいるのです。
でも被害者村にいる限りは、
ちょっと孤独な不幸せに
安住している状態です。
本当の幸せを望むならば、
メリットを手放し、
幸せになる覚悟を決めるしかありません。
いつまでも被害者でいますか?